電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「残酷な夜」- Savage Night - Jim Thompson

ジム・トンプスン 三川基好訳 扶桑社田舎町ピアデールに現れるカール・ビゲロウ。背が低く、結核。聴講生になるためにウィンロイ家に下宿する。家主ジェイクは被告として裁判を控えている。ジェイクの美しい妻ファイ、世話好きの老人ケンダル、足の悪いルース…トンプスンらしい暗黒小説、最後は訳が判らない結末…。小説はイマイチだったが、「内なる殺人者」ハードカバー版のスティーブン・キングの序文が訳出されているのは必読。「注意!注意!ヒッチハイカーは逃亡中の異常者の恐れあり!」(Warning! Warning! Hitchhikers may be Escaped Lunatics!)