電子竹林:Blog

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「みんなのいえ」

三谷幸喜監督脚本、田中直樹唐沢寿明田中邦衛八木亜希子。家を建てる事になった30代半ばの脚本家の飯島直介(田中直樹)、妻民子(八木亜希子)。民子の後輩のインテリアデザイナー柳沢(唐沢寿明)に設計を、民子の父の大工の棟梁長一郎(田中邦衛)に施工を依頼する…。「ラヂオの時間」に続く、三谷幸喜監督の第2本目。「ラヂオの時間」は舞台劇のベースがあったけど、今度は映画用オリジナル。自らのマイホーム建築という経験から映画の発想を得ている所が、伊丹十三の「お葬式」の様。対立する柳沢と長一郎の似た頑固さや、それに挟まれる八方美人の直介のキャラクタは抜群に面白い。ラストまでやや盛り上がりに欠けるが、面白かった。