電子竹林:Blog

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「心にとどく英語」

マーク・ピーターセン 岩波新書。読んでいるうちに「日本人の英語」を思い出したが、同じ著者の本だった。日本語の微妙なニュアンス、例えば「日記が読まれた」と「日記を読まれた」が持つ微妙な違いと同じ様な違いが英語にある事を実感させてくれるだけでもためになる。実例も、「ゴットファーザー」「第三の男」「カサブランカ」や「ザ・プレイヤー」など、映画のセリフとその状況からニュアンスを説明してくれて面白い。