「珈琲時光」

侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督。小津安二郎生誕100年記念、ではあるが気負ったオマージュでも無く、いつもの侯孝賢のスタイルを現代日本に置き換えた印象。主演の一青窈が自然で、力強くもあり、繊細でもあり、実にいい(歌では訛りを感じるのに演技の言葉は自然、歌はわざと?)。浅野忠信は初期に多かったオタクな役柄がうまくはまっている。非常に不思議だけど、爽やかな後味。

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