電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「天使と悪魔」

ダン・ブラウン。胸にイルミナティという焼き印が付けられ、CERN反物質研究者ベトラ博士が他殺体で発見される。宗教図像解釈学のハーバード大学ロバート・ラングドンCERNに調査を依頼されるが…。X-33試験機を自家用ジェット代わりにするCERNには苦笑いだったが、反物質を固定したフラスコあたりでは目眩が起きた。「ダ・ヴィンチ・コード」の後に読むと、展開はこれの焼き直しだというのがよく分かる。それもかなり出来が悪い、映画化しなくて正解。バチカン市国コンクラーベ、秘密結社と面白さは作っているが、謎解きと追跡劇は陳腐で、観光ガイドのクイズコーナーぐらいのレベル。(ローマ市内の観光地は詳しいつもり→http://www.asahi-net.or.jp/~nr9h-atm/Travel/Roma/)(memo:日よけシート4ヤードx2ヤード、高さ数千フィート、1ヤード平方の抵抗物で落下速度は20%??)(この本の中のCERNのTRUE/FALSEが分かる→http://public.web.cern.ch/Public/Content/Chapters/Spotlight/SpotlightAandD-en.html) 追記: 映画化 id:zom-1:20090517#p1

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