電子竹林:Blog

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「マリと子犬の物語」

猪股隆一監督(初)、大野一興原作「山古志村のマリと三匹の子犬」。新潟県山古志村、母を病気で亡くした亮太(広田亮平)と彩(佐々木麻緒)の兄妹は、父(船越英一郎)と祖父(宇津井健)の四人暮らし。彩は拾った子犬をマリと名付け育て、やがてマリは三匹の子供を生む。そして2004年10月23日、新潟県中越地震山古志村を襲う…。実話ベース、動物と子供モノの安直な企画と思い期待が無かったせいか、結構面白かった。俳優も劇場ではほとんど見ない船越英一郎を初めTVっぽいし、監督もTVの経験は豊富だけど劇場は初。撮影も演技も演出もベタなんだけど、テンポは悪くないし展開も工夫され飽きさずスピード感もある。その分、犬の活躍所はちょっと少ないかも。子供を「プリキュア」に子供連れて行くよりは、こっちの方が断然お勧め。

http://mari-movie.jp/index.html