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「ナルニア国物語~第2章 カスピアン王子の角笛」- The Chronicles of Narnia:Prince Caspian -

アンドリュー・アダムソン監督、C.S.ルイス原作。ペペンシー兄妹統治から1300年、ナルニアを征服したテルマール人の王国、王位継承者のカスピアン王子(ベン・バーンズ)は叔父ミラースによる暗殺から逃れ、森でナルニアの民と出会う。一方、ロンドンのピーター、スーザン、エドマンド、ルーシィの四兄妹は、魔法の角笛によりナルニアに呼び出されるが…。原作を読んでいるのは前作(id:zom-1:20060319#p2)の第1章だけなので、どう映像化しているのか判らないが、展開にはやや難がある。カスピアン王子と四人が出会うまで40分ぐらいと前半はかなり冗長。クライマックスの決着の付け方の大雑把さにはがっくりきたが、ま、ファンタジーってはこういうもんか。主役であるべきカスピアン王子に魅力が無い上に、背景や性格があまり描写されてない。全体には飽きはしないもののやや平凡。可愛かった末っ子ルーシィも年を取って微妙なキャラになってしまった。

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