電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「アップルを創った怪物-もうひとりの創業者」

スティーブ・ウォズニアック。インタビューを書き下ろしにした感じがちょっと軽過ぎる、読み易いのでいいけど。内容的にはかなり濃密で、生い立ち、エンジニアだった父親、本好き(トム・スイフト・ジュニアなど)、いたずらの数々(TV妨害機、ブルーボックス)、ダイヤル・ア・ジョーク、ジョブズとの出会い、Apple IからApple II、飛行機事故、ウッドストック、CL9などなど。カラーVCRをバラして解析した経験がApple IIのカラー回路になっていたとは驚き。大昔、Apple IIの回路図を見て、大雑把だがシンプルなあの回路の仕組み理解出来た時はちょっと感動したもんだった。他の本にも語られている所があるが、Wozの真実の姿が分かる唯一の本だと思う。

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