電子竹林:Blog

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「バビロン A.D.」- Babyon A.D. -

マチュー・カソヴィッツ監督、モーリス.G.ダンテック原作「バビロン・ベイビーズ」。戦争で放射能汚染が広がり荒廃した近未来、トーロップ(ヴィン・ディーゼル)の元に、マフィアのボス・ゴルスキーから若い娘を6日間でNYまで運ぶ50万ドルの仕事が舞い込む。トーロップは中央アジア修道院からオーロラ(メラニー・ティエリー)とレベッカ(ミシェル・ヨー)を連れNYを目指すが…。米仏合作、原作未読。「トランスポーター」+「マッドマックス」みたいの、あるいは「トゥモロー・ワールド」(id:zom-1:20061124#p1)を想像していたが…、全然駄目だった。部分ごとには成立しているが、全体にまるで繋がらないで映画として成り立っていない。ほとんどの設定は使われずに、途中で予算が尽きた様になんとなく終わってしまう。これだけ酷い映画もめずらしい。ちゃんとアクションが出来るミシェル・ヨーなのにカメラワークが粗くて活きてこないし、シャーロット・ランプリングの出番もほんの少し。

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