ザック・スナイダー監督原案。義父と姉妹を残して母が死んだ後、ある事件から精神病院に入れられたベイビードール(エミリー・ブラウニング)。ベイビードールは外の世界に出るために、スイトピー(アビー・コーニッシュ)、その妹のロケット(ジェナ・マローン)、ブロンディ(バネッサ・ハジェンズ)、アンバー(ジェイミー・チャン)に協力を求めるが…。ビジュアルな部分はジャパニーズ・ポップカルチャーのハリウッド的解釈な感じで、なんでもありのゴッタ煮。まあ、いい部分もあるけどイマイチな所もある。アクション的にはキレに欠けて、日本的なケレン味の重要性を感じた。物語の構造と真相は結構凝っていて、真相はほとんどギリギリまで気がつかなかったな。見終わってみると悪くない印象で、ザック・スナイダーの中では「ウォッチメン」(id:zom-1:20090404#p1)と同じぐらい好きかもしれない。元々、どういう客層を狙っているんだろうか??
