電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「ラビット・ホラー3D]

清水崇監督、クリストファー・ドイル撮影監督。小学校の図書館に勤める今里キリコ(満島ひかり)は、母が違う弟の大悟(澁谷武尊)を大事に思っていた。10年前の、大悟の母・萌の不可解な死から声を失ったキリコだが、ある時弟の姿が消え…。全体には、大悟の年齢からか「呪怨」(id:zom-1:20030301)の違うパターンみたいな印象。でもホラーとしてはまるで怖くない。3D映画から飛び出てくるウサギのぬいぐるみ、というアイデアは面白いのだけど、3D的に面白かったのはそこだけ。あとは疲れる映像のみ。ドイルらしい映像でもないし、ドイルの映像が3Dに向くとは思えない。パナソニックAG-3DA1の撮影だけど、イマイチ効果ない。ウサギ着ぐるみも、間抜けな感じで不気味さがない。「ドニー・ダーコ」みたいな不気味さが欲しかった。まあ平凡な映画かな。落ちのシーンだけはかなり怖かった。

http://www.rabbit-3d.com/