イ・ジョンボム監督脚本。小さな質屋を細々と営む孤独な謎の男テシク(ウォンビン)、隣に住む少女ソミ(キム・セロン)だけはテシクをアジョシと呼びなついている。臓器売買にも絡むマンソク兄弟(キム・ヒウォン、キム・ソンオ）、オ社長(ソン・ヨンチャン)たちの麻薬が盗まれ、事件にテシク、ソミが巻き込まれていくが…。物語自体はどこかで観たようなものの寄せ集め感はあるけど、スピード感のある展開とアクションは素晴らしい。目が釘付けになる。銃撃アクションではなく、格闘技とナイフが中心となっているのが新鮮。あまにりサクサクと切られて刺されていく戦いには唖然とする。刃物が嫌いな人は観ないのが吉かも。韓流ファンなオバさん中心な観客層だったけど、厳しそうな映像が多い。ウォンビンのファンにはサービスなシーン満載だけど。
