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「俳優 亀岡拓次」

横浜聡子監督脚本、戌井昭人原作。幅広い役を卒なくこなすベテランの脇役俳優・亀岡拓次(安田顕)。ある日、ロケ先の長野県諏訪市の居酒屋ムロタで若女将の安曇(麻生久美子)と出会い恋に落ちる。亀岡は日常に戻り、初めての舞台の仕事を始め、また世界的巨匠アラン・スペッソ監督のオーディションを受けるが…。俳優や演技ってものを素直に描くと、それはシュールでありコミカルなものである、ってトコが面白い。安田顕100%な映画。横浜聡子の映画って初めてみたがなかなか面白いな。このオフビート感が好きだ。安田顕は一昨年にドラマ「アオイホノオ」で大学一年の庵野ヒデアキ役をやってたから、幅広いなあ。今は42歳。脇役は染谷将太新井浩文工藤夕貴三田佳子山崎努などなど。主役級が脇役やって、脇役俳優が脇役という主役やるというのが面白い。亀岡のモデルは宇野祥平らしい。

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