ケント・ジョーンズ監督。1962年、フランスの映画監督フランソワ・トリュフォーはアルフレッド・ヒッチコックにインタビューさせてほしいと熱望し実現、映画の教科書「定本 映画術 ヒッチコック/トリュフォー」が誕生する。その本を巡る様々なインタビュー…。登場するのはマーティン・スコセッシ、ウェス・アンダーソン、デビッド・フィンチャー、オリヴィエ・アサイヤス、ピーター・ボグダノヴィッチ、アルノー・デプレシャン、ジェームズ・グレイ、黒沢清、リチャード・リンクレイター、ポール・シュレイダー。「めまい」は変態の映画、「断崖」のミルクの白さ、「サイコ」のジャネット・リーのブラジャーの不吉さなどなど、階段の俯瞰撮影などなど、改めてヒッチの面白さとこの本の面白さを再認識させる