セオドア・メルフィ監督。米バージニア州、NASAのラングレー研究所は1961年４月12日ガガーリンを乗せたソ連ボストーク１号が有人宇宙飛行を成功させプレッシャーが強くなる。計算係として配属されていた3人の黒人女性、数学の天才キャサリン(タラジ.P.ヘンソン)はアル・ハリソン(ケビン・コスナー)率いる宇宙特別研究本部へ、ドロシー・ボ―ン(オクタビア・スペンサ)は管理職を望むが上司ビビアン(キルステン・ダンスト)に却下され、メアリー(ジャネール・モネイ)は技術部への転属となるが…。コンピュータがまだ職業名だった時代。主軸は女性+人種差別の話だろうけど、技術的な話もかなり面白い。時代にあった音楽もいいリズムを作っている。IBM7090のパンチカードや磁気テープも懐かしい感じ。1962年２月20日、宇宙飛行士ジョン・グレンのマーキュリー6号(フレンドシップ7)が見せ場になるが、まあここは無理矢理感あるかな。面白かったけど。
