電子竹林:Blog

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「ガーディアンズ」-Zashchitniki-

サリク・アンドレアシアン監督。冷戦下のソ連で遺伝子操作により超人集団を作る「パトリオット計画」が、クラフト博士(スタニスラフ・シリン)により壊滅してから50年、再びクラフト博士は自らを超人にしてロシア壊滅を図る。それを阻止するために軍のエレーナ・ラーリナ(バレリア・シュキランド)は各地に散った超人たち、獣に変身するアルスス(アントン・パンプシニ)、超速のハン(サンザール・マディエフ)、念動力のレア(セバスチャン・シサク)、擬態化のクセニア(アリーナ・ラニナ)を集めるが…。ロシア映画、制作費3億ルーブルと宣伝されているけど5.7億円でしょ…すごく安いと思うのだけどこんな宣伝文句でいいのか。映画自体はアメコミ風の超人ヒーローもの、遺伝子操作による兵士というのは予告編からはなかなかいいと思った。しかし、キャラが活かせてない脚本はかなり酷い。見せ場ゼロの終わり方もある意味すごいし、悪役も一体何をやりたいのかさっぱり分からない。続編も作りそうだが、もうちょっと真面目に作ってくれー。

http://gaga.ne.jp/guardians/