電子竹林:Blog

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「ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋」-Long Shot-

ジョナサン・レビン監督。大手メディアの買収によりクビになった過激なジャーナリストのフレッド・フラスキー(セス・ローゲン)は大学時代の友人ランス(オシェア・ジャクソン・Jr.)と出かけたパーティで、かつてのベビーシッターで今は国務長官のシャーロット・フィールド(シャーリーズ・セロン)と再会する。環境再生対策を提案し次期大統領を狙うシャーロットはフレッドに選挙スピーチライターを依頼するが…。「50/50 フィフティ・フィフティ」の監督、友人カイル役が今回の主演でちょっと期待。ローゲンが主演っぽいが、展開も見せ場もシャーリーズ・セロンの方が主役な作りかなあ。全体には見事な大統領候補ぶりを見せてくれる。笑いとしての下ネタもなぜか多い。ちょい変わった恋愛モノとして楽しめる映画になっている。「ラブ・アクチュアリー」の首相エピソードを思い出した。環境問題への対応、メディア王、女性大統領、政治における女性の地位など社会的なトコに踏み込んでいるのもいい。環境再生の三本柱が「森林、海洋、蜂」ってのがジワジワ効いていくるのは、かなり冴えてると思った。

http://longshot-movie.jp/