中田秀夫監督、迫稔雄原作。日本の政財界や裏社会を支配する闇ギャンブル倶楽部・賭郎。嘘喰いこと斑目貘(横浜流星)は賭郎での大勝負に負けて会員権を剥奪されていた。斑目貘は、メタンハイドレートの科学者だった佐田国(三浦翔平)の噂を聞き、再び挑戦するために、借金まみれの梶(佐野勇斗)、闇カジノのオーナー鞍馬蘭子(白石麻衣)たちを味方にするが…。監督が中田秀夫じゃなければパスだったんだが、気になって観てしまった。やはり観なくてもよかったか。原作が好きならそれなりかもしれないけど、ゲームもイカサマも面白味がまったくないなあ。「カイジ 人生逆転ゲーム」より話はデカいがキャラとギャンブルの面白みが薄い感じか。普段はそれなりな役者も、演技がみんなヒドイのはなんでだ?横浜流星の貘は雰囲気は悪くないんだけど、白石麻衣はじめ他は酷いのが多い。しかし、陰謀論的な裏ギャンブル世界、というのはなんで流行るのか、不思議だ。
