電子竹林:Blog

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「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」-Avatar: The Way of Water-

ジェームズ・キャメロン監督。車椅子の元海兵隊員のジェイク・サリー(サム・ワーシントン)は惑星パンドラの一員として、先住民ナヴィのオマティカヤ族長の娘ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)と結ばれた。子供たちはグレース博士の娘で養女キリ(シガニー・ウィーバー)、長男ネテャム(ジェイミー・フラッターズ)、次男ロアク(ブリテンダルトン))、人間である養子スパイダー(ジャック・チャンピオン)、末っ子トゥクたち。しかし、RDA社は鉱物資源のためマイルズたち傭兵をクローンとして再生し、パンドラの村々を襲う。そしてサリーの一家は海の民メトカイナ族のトノワリ(クリフ・カーティス)に助けを求めるが…。ちょい長すぎなトコを別にすればけっこう好き。物語のうまさは前作同様にかなり良く出来ている。異世界と人間、バーチャルをうまく融合している。モデリングレンダリングの技術進歩は目覚ましく、前作「アバター」よりは絵はずっと綺麗になっている。水中シーンが何より素晴らしい。これって水中でモーションキャプチャしているように見えるのだが、どうやっているんだろうと見ながら思っていたら、みんな素潜りで演技していたらしい。驚きの撮影だ。全体に、監督としては文化の細部を描きたくて、長くなってしまったのが分かるな。ところで、トゥルクル捕獲の砲の"日浦"の文字とか、日本と「ザ・コーヴ」を意味して明らかに批判しているんだが、この辺で意外に国内の反感はないみたいだなあ。まさか気づいてないって事はないだろうが。

https://www.20thcenturystudios.jp/movies/avatar2