スコット・マン監督。夫を落下事故で亡くしたベッキー(グレイス・キャロライン・カリー)を元気づけようと、親友ハンター(バージニア・ガードナー)はクライミング計画を立てるが、それは老朽化した超高層テレビ塔だった…。最初から高所恐怖症にはかなり厳しい映像が続くが、テンポよく進み、なかなか見応えある映画だった。この手の一発アイデアもののサバイバル映画は、海の「オープン・ウォーター」や「ロスト・バケーション」、岩場の「127時間」 、雪の「フローズン」など色々とあるが、今回のはかなりの上位に入る出来。まあ、シンプルではあるが。高さとしては気球の「イントゥ・ザ・スカイ」の方が高いが、高さ感はこっちの方が怖かった。
