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「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」-Jeanne du Barry-

マイウェン監督。私生児として生まれたジャンヌ・ドゥ・バリー(マイウェン)は、美貌と知性で高級娼婦として貴族の男たちを虜にしていた。やがて、ルイ15世(ジョニー・デップ)の公妾の座につくが、マナーやルールに厳しいベルサイユ宮殿の王女たちに嫌われ、そして王太子マリー・アントワネット(ポーリン・ポールマン)がやってくるが…。ルイ15世の愛人の話を、女優が監督脚本主演して見事に成功させている…という事が話題になっていいはずだが、注目点はDV訴訟で米国映画に出られないジョニー・デップルイ15世をやっていることばかりか。でも、このルイ15世もかなり見事な演じ方で存在感がある。物語もいいし、ヴェルサイユのロケ、美術、衣装、メイクもすばらしく、18世紀の王室のしきたりなども面白い。観客は中高年の女性ばかりだった。ちなみに、ジャンヌ・ドゥ・バリーの前の公妾がポンパドゥール夫人。

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