電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

1997-04-01から1日間の記事一覧

「ロング・キス・グッドナイト」 - The Long Kiss Goodnight -

監督レニー・ハーリンと主演のジーナ・デイビスは「カットスロート・アイランド」に続いてのコンビかな。確かに「カット…」みたいに派手で、そこそこ楽しめるけど、粗い感じ。そこまでの映画という印象は、この「ロング・キス・グッドナイト」も同じ。まあ、…

「スリーパーズ」- Sleepers - ☆

内容的には盛りだくさんだけど、消化不良にはおちいって無い。うまいと思う。最初、ヘルズ・キッチンでの少年達の他愛もない日常。やがて事件から少年院時代の暗い日々。青年時代の法廷ドラマ。特に復讐戦の緻密さがいいです。こういう展開だとは思ってもな…

「傷だらけの天使」

豊川悦司、真木蔵人主演。結局、TVのショーケンと水谷豊の「傷だらけの天使」を越える訳でも無いし似たものを作ろうとしている訳でも無い。それだったら、なぜ「傷だらけの天使」なんてタイトル付けるのだろう、と疑問に思う。監督は坂本順治。映像的にもス…

「太陽の少年」

'70年代の文化大革命真っ最中の中国の少年達のストーリ。特に文革に焦点を当てている訳でも無い。文革の中、地方の農地に大人が皆、働きに出かけていて町が子供のものというのがちょっと面白い。派手な事件も展開も無いが、そこが逆にリアリティがあって、日…

「ロミオとジュリエット」- William Shakespeare’s Romeo & Juliet -

レオナルド・ディカブリオのロミオと、クレア・デーンズのジュリエット、シェイクスピア原作の現代への置き換え。それは舞台だけで、ストーリ展開や人物配置をあくまでも原作そのまま。特に台詞回しも、有名な所は原作そのままを使っているけど、これはワザ…

「ネゴシエーター」- Metro -

エディ・マーフィーの刑事アクションもの。と言っても、「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズの様なふざけた刑事のイメージは無くて、ハードでクール。それに徹している所が成功していると思う。マーフィー演じるのは、邦題通りのネゴシエーター、人質事件の…

「デビル」- The Devil’s Own -

IRAの特殊工作員のブラッド・ピット。彼が居候する先がハリソン・フォード演ずる警官。ストーリ的にはちょっと単純過ぎて物足りなかった。二人が親密さと、その後の戦いの部分での心理的葛藤があまりにステレオタイプ過ぎて。結局、若手とベテランのスター競…

「ゴースト&ダークネス」- THe Ghost And The Darkness -

後で知ったのですが、1899年に東アフリカで起きた実話だそうです。2頭のライオンに130人以上が殺されていたとか。東アフリカのツァボ河に橋をかけるために赴任して来た大佐役が、ヴァル・キルマー。2頭の人食いライオンのために、仕事の完遂が難しくなり、…