2004-07-27から1日間の記事一覧
綿矢りさ。これが芥川賞か、というのが第一の感想。歴史に残すべき価値を、私自身がつかみ損ねたのか。芥川賞という事を別にすれば、窮屈な感情を伸び伸びと描いて、素直に読めて楽しい。受賞が逆効果にならなければいいのに、と思う。「インストール」も読…
養老猛司。「バカの壁」と同じ、語り手が養老で書き手は編集者という壁シリーズ?のパターン。それゆえに読みやすいが内容は散漫ではある。語りでこれだけの内容が話せるのはさすがに養老。なぜ殺してはいけないのかの論法や、3つの「死体の人称」は面白い。…
立川シネマシティの別館。7/31オープンを前に、内覧会に参加。スクリーンも新式で音響もいい。上映前の足下のライトが暗過ぎる気がするが。あと、やはり今どきのシネコンとしては全席指定にすべきだったと思う。 http://www.cinemacity.co.jp/
矢口史靖監督脚本、個人的には初期は好きだけど「ウォータボーイズ」はイマイチ。今回は期待大だったが、コレはなかなか良い。弾けているけど上手く納まり、山場の作り方もテンポよくリズムがついている、最後の演奏もたっぷり聞かせる。上野樹里、貫地谷し…