電子竹林:Blog

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「死の壁」

養老猛司。「バカの壁」と同じ、語り手が養老で書き手は編集者という壁シリーズ?のパターン。それゆえに読みやすいが内容は散漫ではある。語りでこれだけの内容が話せるのはさすがに養老。なぜ殺してはいけないのかの論法や、3つの「死体の人称」は面白い。新潮新書一周年なのか。(memo:中絶一般化から団塊の世代後の人口増加が抑制された)(memo:こけし=児消し説)(memo:深沢七郎「みちのくの人形たち」面白そう)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106100614/

追記、深沢七郎「みちのくの人形たち」読んだ、面白かった。(id:zom-1:20040805#p1)