電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「容疑者 室井慎次」

君塚良一監督脚本。警官による殺人事件捜査の失態の責任を負い、室井管理官(柳葉敏郎)が逮捕される。小原久美子(田中麗奈)が弁護に立ち、新城(筧利夫)、沖田(真矢みき)、工藤(哀川翔)らは事件の真相を追うが、灰島秀樹(八嶋智人)は派閥争いに乗じ室井を追い…

「MUTTONI MUSEUM自動人形師ムットーニの機械仕掛けの迷宮博物館」

Art

パルコミュージアム(渋谷パルコ3)。ムットーニこと武藤政彦、自動人形とは単純に言えない物語性が魅力。幻想的なデザインもいい。展示数は少ないながら内容的にはかなり面白かった。ただ展示の仕方があまりにお粗末。暗くあるべき所が明るく、明るくあるべき…

「写真はものの見方をどのように変えてきたか 第3部 再生」

東京都写真美術館(http://syabi.com/)。第2部の続き、1937年日中戦争から、戦中のプロバガンダの道具と化していくフォトジャーナリズムの苦悩。そして戦後へ。今回は日本だけが対象、写真家12人。小石清「半世界」(ディストーション)、河野徹、木村伊兵衛、…

「ブラッサイ-ポンピドゥーセンター・コレクション展」

東京都写真美術館(http://syabi.com/)。ブラッサイ(ジュラ・ハラース)のポンピドゥーセンター(http://www.cnac-gp.fr/)のコレクション。有名だから「カフェの恋人たち」とか数点は知っているけどまとめて見た事は無かった。リアリズムと演出のバランスがよく…

「魂萌え」

桐野夏生、「OUT」以来久しぶりか。平凡な主婦・関口敏子58歳、心臓麻痺で夫・隆之63歳を突然失う。息子は8年ぶりに米国から帰って来て同居をせまり、30過ぎ独身の娘も巻き込み相続問題がおこる。そして残された夫の携帯電話から夫の新たな秘密を知る事にな…

「マダガスカル 日本語吹替え版」

エリック・ダーネル/トム・マクグラス監督。NYセントラールパーク動物園、シマウマのマーティは大自然を夢見て脱走、それをライオンのアレックス、キリンのメルマン、カバのグロリアが追うが捕獲され、四頭はアフリカへ送られる事になる…。極端に悪いわけで…

「ダ・ヴィンチになる!-創造的能力を開発する7つの法則」

マイケル.J.ゲルブ、リードくみ子訳。-How to Think Like Leonardo da Vinci - Michael.J.Gelb 基本的には能力開発の自己啓発書だが、ダ・ヴィンチやルネッサンスの雑学としても楽しめる。7つの法則とは好奇心、検証(経験からの学習)、感覚(磨かれた感性)、…

「インプロゲーム-身体表現の即興ワークショップ」

絹川友梨。インプロとはインプロヴィゼーション(improvisation)、即興の意味。その場の状況、相手の反応に合わせて柔軟にストーリを作っていく、演劇の悪い癖を直すトレーニングとして始まったインプロで、遊びながらコミュニケーション能力の向上ができる。…

演劇ワークショップ

柔軟、ドラゴン・テイル(ドラゴン型鬼ごっこ、かなりキツイ)でウォーミングアップ。本番は、暗闇殺人事件。犯人以外は目隠しで暗闇にして、犯行後に探偵がそれぞれの証言を元に犯人を当てる。まだ遊ぶだけでゲームの本質が捉えきれない。暗闇での行動と記憶…

「ロボッツ 日本語吹替え版」

クリス・ウェッジ監督(「アイス・エイジ」)。地方の町リベッド・タウン、皿洗いロボットの父の元に生まれたロドニーは発明の才能を生かすためにロボット・シティの大企業ビッグウェルド・インダストリーズへ向かうが、そこでは経営者ラチェットによる陰謀が…

「ビジュアル版 脳と心の地形図-思考・感情・意識の深淵に向かって」

リタ・カーター、養老孟司監修。「脳と意識の地形図」(id:zom-1:20050803#p2)の前に当たる。かなり面白かった。広い範囲の話題がうまくまとまっているし、分かりやすい。(memo:動くマリア像(1985/7アイルランド)-暗い背景、遠く離れた対象に光をあてて眺めて…