電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

2010-01-23から1日間の記事一覧

「グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業」

夏野剛。ウェブビジネスの幻想と停滞させている理由、成功させる秘訣、Eコーマス、広告モデルなどなど。当たり前の内容をつまらなく書いて、センセーショナルなタイトルをつけて売ろうとする典型的な本。内容は薄くつまらない。最後には日本はインフラが充実…

「筆談ホステス」

斉藤里恵。聴覚障害を持つ青森出身の著者が、筆談だけで銀座のNo.1ホステスになるまでの話。美談という内容でもなく、過去の先生への恨み、極悪ママへの恨みばかりが気になる。過去の恨みを本で晴らすのは上品とは思えないが。筆談の技術というのも、なんか…

「 それでも、日本人は「戦争」を選んだ」

加藤陽子。日本近代史の東大大学院教授の著者が高校生に行った5日間の講義の内容。日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、日中戦争、太平洋戦争。生徒が歴史研究部とはいえ、豊富な知識なのは驚かされた。戦争に至る過程について、これだけ詳細に中立に語って…

「サヨナライツカ」

イ・ジェハン監督脚本、辻仁成原作。1975年、イースタンエアライン社の東垣内豊(西島秀俊)は婚約者の光子(石田ゆり子)を東京に残しバンコク支社へ赴任。婚約祝いの酒宴で豊は真中沓子(中山美穂)と出会う…。原作未読。基本純愛モノなんだろうけど、主人公たち…