電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「ボディ・バンク」- Extreme Measures -

不可解な死をとげた男の謎を追う緊急医療室(ER)の医師が主人公ヒュー・グランド。謎を追ううちに、調査に横槍が入り、見に覚えの無い罪を着せられ、大きな陰謀の臭いを感じる。まあ、よくあるパターンで新鮮味が無い。ジーン・ハックマンが悪役というのも新鮮味が無いか。舞台となるER、TVの「ER」と違った汚れて荒れているERがちょっと面白い(^^;)。ヒュー・グラントが真面目な演技をしていと、不思議な感じ。やはり、彼は「ウェールズの山」みたいなほのぼのとした映画の方が似合うなあ。「ネル」の監督、マイケル・アプテッドだけに、社会派で、医学の進歩とそれに伴う犠牲など問題は深いのだけど、ラストは結構あっさりと流してしまっているように感じる。しかし、邦題は隠された秘密そのままじゃないか(^^;)。