電子竹林:Blog

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「インティシティ」上 - Intensity- Dean Koontz

ディーン・クーンツアカデミー出版犯罪心理学を学ぶ女性が、見知らぬ少女を救うために猟奇的な殺人犯に立ち向かう。出だしがあまりに唐突で、展開も唐突。なんか、ストーリ・テーリングとしての面白さは薄い。このストーリ自体は、犯罪心理学の専門家が、いかにサイコな凶悪犯と対峙するという所にあると思うのだけど、そこはホントに薄い。クーンツは嫌いじゃないけど、このアカデミー出版天馬龍行の超訳というのは勘弁して欲しい。日本語としての美しさにかけて、まるで機械翻訳みたいで。一般的には読みやすいのかもしれないけど。