電子竹林:Blog

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「SADA」

大林宣彦監督、黒木瞳片岡鶴太郎ベンガル嶋田久作椎名桔平。ご存じ、阿部定の物語だけど、事件はその一部であり、幼少の頃から事件までの定の半生を描いている。出だしはまるで鈴木清順のタッチかと思う。清順の日本的な様式美、また覗きカラクリの様な不可思議な世界。そんなイメージを狙っていたのかもしれない。しかし、何かセンス悪くて、どうも頂けない。大林の「HOUSE」あたりを思い出すセンス。退屈だった。