電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「アンラッキー・モンキー」

脚本監督サブ、堤真一吉野公佳田口トモロヲ大杉漣、サブ…。「ポストマン・ブルース」に続くサブの新作。「ポストマン・ブルース」も嫌いじゃないけど、今一つ、完成されて無い面を多く感じる。結果的には同じ印象を持った。ただ、映画的な雰囲気は違うのだけど。完成度とは別に雰囲気としては「ポストマン・ブルース」の方が好き。巻き込まれ型の銀行強盗、さらに殺人を犯し、警官にさらにヤクザにも追われるはめになる主人公山崎。逃げると行っても、そこには疾走感が感じられない。無気力感が主人公の本質かもしれないけど、なんか映画を観ていて主人公自体が掴み切れないいらだちを感じる。名前が二番目に出る割には、吉野公佳の出番が唖然とする程短いのに驚いた(^^;)。