電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「BEAT」

宮本亜門監督脚本。真木蔵人内田有紀永澤俊矢川原亜矢子。ひどく詰らない訳ではないのだけど、いい部分がまるで無い映画。役柄的に、内田友紀は体当たりの演技って感じだけど、あんまり大した事なかった。キレが無くて、今風の女、のほほんとした感じしかしない。子供を抱えた必死に生きている女という感じが伝わって来ない。沖縄映画と言えば、舞台は利根川裕の「喜屋武マリーの青春」を原作にした「Aサインデイズ」と時代背景が似ている。あの時代の沖縄の雰囲気出し方、日本と米国と沖縄の混ざり合った猥雑な時代の表現は、「Aサインデイズ」の方がずっと上手かった。目立たないけど、川原亜矢子が出ている。活躍しないので残念だった。