渡辺孝好監督、一色伸幸脚本、安田弘之原作、遠藤久美子、高島礼子、濱田マリ、袴田吉彦、キング・トーンズ。TVシリーズの江角マキコのイメージが強いため全体のイメージがかなり違う。しかし監督の渡辺孝好、脚本の一色伸幸はそれを逆手に取って、映画や原作とまるでカラーを変えて作っている。そこはある程度は成功しているかもしれない。江角マキコの「ショムニ」を期待するとまるでハズレ。そもそもパンツルックの千夏なんか誰が観たいいんでしょ(^^)。遠藤久美子は好演していると思うけど。この映画、あんまり面白くないけど、凄く惜しい気がする。一晩の物語。うまく行けば、日本の「アメリカン・グラフティ」、そこまでは行かなくても「ふたりぼっち」ぐらいの面白さになったかと思うのに。ちょっと惜しい。満帆商事代表取締役社長津田勝一役の佐藤允が、なんか凄かった(^^;)。