電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「スライディング・ドア」- Sliding Doors -

ピーター・ホーウィット脚本監督、シドニー・ポラック製作、グウィネス・パルトロウ主演。電車のドアに開閉によって別れた二つの時間。同棲中の恋人の浮気を知って別れ新しい出会いをする、あるいは浮気を知らずに付き合い続ける。自分でオフィスを構え新しい仕事を始める、あるいはウェイトレスの仕事につく…。岩井俊二の「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」をやったTVシリーズ「ifもしも」を連想させる。構成というか、二つの世界の擦れ違いが面白かったけど、結果的にハッピーな感じがなくて何か寂しい気分。映画館で、ドアが閉じるシーンの後に入ってきた二人連れがいたのだけど、彼女らはちゃんと理解出来たのだろうか??途中から観ると非常に難解だと思うのだけど。