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「ブラックライト」上 ☆- Black Light - Stephen Hunter

扶桑社、スティーヴン・ハンター、 公手成幸訳。面白かった。主人公ボブ・リー・スワガー、海兵隊退役一等軍曹、伝説のスナイーパーで常に冷静沈着、クールでタフガイ、真の男というイメージ自体がかなり古臭い気もするんだけど、実際にはアクションだけでなく、謎解きの魅力も強く、またストーリ展開の構成が上手い。1955年の事件と現在を並行して描き、生まれるさまざまな謎により読者の興味の引きつけていく。アクションとミステリーがうまく一つになっている。スティーヴン・ハンターで初めての読んだ小説。「ダーティホワイトボーイズ」とこの「ブラックライト」、「極大射程」、「狩リのとき」と、他のも読んでみるつもり。