電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「映画監督術」-Shot byeShot-

ティーブン・D・キャッツ、フィルムアート社。純粋に映画撮影の技術論の本。多分、一生使うことの無い技術だろうけど、ちょっと立読みした感じでも映画を理解する上でも多くの知識が詰まっているようで読み始める。難しく言えばカメラ前の三次元空間をスクリーン上に投影される二次元映像に表現するための劇場用映画のショットフローについての技術。プロセス的にはプロダクションデザイン(コンセプト・スケッチ)、ストーリーボード、会話シーケンスの演出、移動のショットなどなど。観ていると何げない技術なんだけど、体系的に読むとなかなか深いもんだと実感。