電子竹林:Blog

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「ラブ・オブ・ザ・ゲーム」 - For Love of the Game -

サム・ライミ監督、ケビン・コスナーケリー・プレストン、ジョン・C・レイリー、ジーナ・マローン。 あんまり好きになれないケビン・コスナーも、何故か野球映画は「さよならゲーム」、「フィールド・オブ・ドリームス」と、すべて面白い。さらに監督がサム・ライミというミスマッチは逆に楽しみになってしまう。デトロイト・タイガースのエース・ピッチャー、チャペル(ケビン・コスナー)が主人公。オーナーからトレード話を持ちかけられ、衰えを感じているチャペルが一人マウンドに立ち、野球人の半生を回想する形式。試合の盛り上げ方も上手いし、それに上手く回想を絡めていくのがいい。そして最後には十分に盛り上げてくれる。サム・ライミも「死霊のはらわた」の時代とは違って「シンプル・プラン」でもアクが抜けて来たような印象がある。この映画でもサム・ライミらしい味は無いが上手い。不思議な感じがする。