電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「アジア赤貧旅行」

下川祐治 徳間文庫。1991年刊行「海外路上観察学」の改題。「12万円で世界を歩く」は面白かった。どうも下川祐治は、情緒的な面よりは技術的な面で面白さを感じる。入国出国の技術、闇両替の技術、治安と危険に対処する心構えなど。治安についての話で、中国の公安が外国人からカメラを盗んだ犯人をみんなに見える所で射殺するシーンが恐かった。