電子竹林:Blog

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「オーシャンズ11」- Ocean’s Eleven -

スティーブン・ソダーバーグ監督、ジョージ・クルーニーブラッド・ピットマット・デイモンアンディ・ガルシアジュリア・ロバーツバーニー・マックドン・チードルエリオット・グールド、エディー・ジェイミソン、カール・ライナー、シャオボー・クィン、ケイシー・アフレック、スコット・カーン。仮釈放中の窃盗犯ダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)が立てた、ラスベガス3大カジノの現金が集まる巨大金庫から1億5000万ドルの現金を盗み出すというとてつもない計画に集まる11人の仲間。ターゲットのラスベガスのホテル王ベネディクト(アンディ・ガルシア)の恋人は、オーシャンの離婚寸前の妻テス(ジュリア・ローバーツ)だった…。これだけ豪華なキャストを集めると逆にどうにもならないと予想出来るが、想像通り。どのキャラもまったく輝きが無く、No.2のブラッド・ピットもいいとこ無し、マット・デイモンに至っては単なるスリの兄ちゃんでしかない。金庫破りの計画は一見緻密でかなりずさん、ストーリもそれに合わせて粗い。オリジナルの「オーシャンと11人の仲間」も観ているはずなんだけどあんまり記憶が無い。「トラフィック」の後がこんな映画とは…ソダーバーグらしさは無い。ラスベガスを描く映像はちょっといい感じだったけど。