電子竹林:Blog

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「エネミーライン」- Behind Enemy Lines -

ジョン・ムーア監督、オーウェン・ウィルソンジーン・ハックマンホアキン・デ・アルメイダ、デイビッド・キース、オレック・クルパ。旧ユーゴスラビアの民族紛争後のボスニア、米海軍のクリス大尉(オーウェン・ウィルソン)は平和維持活動のための。F/A-18スーパーホーネットで撮影任務中、セルビア人民軍の虐殺行為を目撃、撃墜される。敵地のまっただ中、クリスは山、森、町を抜け救出ポイントへ向かう…。撃墜シーン、地雷のシーンなど映像表現的にも斬新な魅力を出しているジョン・ムーア監督は期待を裏切らないが、それでも米国万歳的な部分はかなり鼻につく。これは制作側の問題だと思うが。セルビア軍は悪人、NATOは足をひっぱるという構図も単純過ぎ。全体には悪い部分も多いが、部分的には見逃せないものもある。「ウィルソーーーン」のセリフは気に入った。