電子竹林:Blog

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「ブラックホーク・ダウン」- Black Hawk Down -

リドリー・スコット監督、ジェリー・ブラッカイマー制作、マーク・ボウデン 原作ジョシュ・ハートネットユアン・マクレガートム・サイズモアエリック・バナ、 ウィリアム・フィシュナー、ユアン・ブレムナー、サム・シェパード、ガブリエル・カシアス、キム・コーツ、ロン・エルダード 。1993年、部族間の争いによる内戦下、国連のPKO(平和維持活動)の一環としてソマリアモガディシュに派遣されていた米軍。ソマリア軍事独裁政権の指揮官数名を誘拐する任務を受けたレンジャー部隊、デルタ・フォースなどのエリートたち、周到な計画の特別作戦のはずが、泥沼の市街戦となっていく…。リドリー・スコットには期待大、ジェリー・ブラッカイマーには期待ゼロだけど、結果的には面白かった。人間関係が乱れすぎで、泥沼の戦闘とともに誰が誰だか段々判らなくなってくるが、それでも全体の緊張感を維持していく上手さは見事。映画の中では、作戦責任者の将軍の描き方が難しいところだったが、ちょっと悪役過ぎる印象。もっと無力感漂う役柄だと思うんだけど。