電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「友よ チング」

クァク・キョンテク監督脚本、ユ・オソン、チャン・ドンゴン、ソ・テファ、チョン・ウンテク、キム・ボキョン。釜山、親がヤクザの元締めのジュンソク(ユ・オソン)、葬儀屋の息子のドンス(チャン・ドンゴン)、真面目のサンテク(ソ・テファ)、お調子者のジュンホ(チョン・ウンテク)の四人は小学校からの友達。1981年、中学で別れたが同じ高校になった四人は、再びつるんで遊ぶ事になるが、ある事件からそれぞれ違う道を歩む…。韓国で「JSA」、「シュリ」を抜く大ヒットという評判だったが、イマイチ面白く無かった。国民的な感性の違いなのか小学生時代、高校生時代の物語は新鮮でよかったが、後半は単純なノワールものになってしまっている。韓国の70年代から80年代をもっと感じられる映画が観たかった。ユ・オソンは「アタック・ザ・ガス・ステーション」からはずいぶんと老けてしまった。