電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「愛しのローズマリー」- Shallow Hal -

ピーター・ファレリー+ボビー・ファレリー監督脚本製作、ジャック・ブラックグウィネス・パルトロウ、ジェイソン・アレクサンダー。父親の死の直前の言葉により、ハル(ジャック・ブラウン)は、外見だけで女性を判断する大人に育つ。偶然に知りあった心理療法士アンソニー.J.ロビンス(本人)の暗示で心の美しさが外見として見えるようになり、美女ローズマリー(グウィネス・パルトロウ)と出会い、恋に落ちるが、実際の彼女は136Kgの巨体をだった…。「メリーに首ったけ」のファレリー兄弟の新作。デブ、ハゲ、人種、性別そのたもろもろの差別ネタ満載ではあるが、最後には「メリーに首ったけ」同様、上手く最後にはまとめあげて、ある意味説教臭いところもある。しかし、この絶妙の芸風を持った監督の存在は今のハリウッドには貴重だと思う。女優の使い方も、なかなか新鮮で上手い。