電子竹林:Blog

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「セブン・ソード」

ツイ・ハーク監督、梁羽生(任侠小説「七剣下天山」)原作。満州民族による清王朝の1660年代、新政府は反乱を恐れ禁武令を出す。明王朝の軍人だった風火連城(スン・ホンレイ)は報酬目当てで残党を次々と抹殺、寒村の武荘を襲うが、明王朝時代の処刑人・傅青主(ラウ・カーリョン) は天山へ登り剣士を集め対抗する…。登場人物、剣、時代背景と魅力的だが、映画の時間内ではとても描き足りてない。レオン・ライはじめ登場人物はそれぞれに存在感があるが、互いに打ち消し合ってしまっている。もうちょっと焦点を絞った方がよかったかも。ラストの対決は丁寧に描いているが、前半中盤までのアクションの撮影が余りに雑なのも残念。ツイ・ハーク、のびのびと撮れていないなという印象。三部作ぐらいで観たかったな。

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