アンドリュー・ラウ/アラン・マック監督。豆腐屋の父、文太(アンソニー・ウォン)と暮らす高校生の藤原拓海(ジェイ・チョウ)は、中学生の頃からハチロク(AE86)での豆腐の配達により高度なドラテクを持っていた。バトルに興味の無かった拓海も、「赤城レッドサンズ」の高橋涼介(エディソン・チャン）、「妙義山ナイトキッズ」の中里毅(ショーン・ユー）と出会った事により変わっていく…。実写のドリフトは迫力満点、映像の作り方はファンでも満足出来ると思う。ストーリもキャラクの刈り込みも上手い。樹をスタンド店長の息子にして、高橋啓介はナシ、最後は拓海、涼介、京一の三台バトルにするなど脚本に苦労がみえる。なつき(鈴木杏)の援交は、全部カットしてもよかったのに…海外から見てもそれだけ衝撃的なキャラなんだな、なつきは(^^;)。香港的な細かいギャグが結構冴えている。アンソニー・ウォンはいい味出している、特にアップになると凄い(^^;)。
