電子竹林:Blog

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「リバティーン」- Libertine -

ローレンス・ダンモア監督(初監督)。1660年代ロンドン、国王チャールズ二世(ジョン・マルコヴィッチ)の王政復古の時代は科学、技術、性文化が自由に発達していた。その中、放蕩詩人ジョン・ウィルモットこと第二代ロチェスター伯爵(ジョニー・ディップ)は、芝居小屋で駆け出しの女優エリザベス・バリー(サマンサ・モートン)に巡り会う…。バリーが才能を開花していく舞台、議会での演説、劇場を流れるカメラワークなど、ジョーニ・ディップの演技を中心に名シーンは多くあるのだが、全体にはパっとしない印象が強い。初監督の気負いが強いのか残念。女優三人の演技対決として見るのも面白いが、肝心のサマンサ・モートンが一番地味な感じ。美術はグリナウェイ作品で有名なベン・ヴァン・オズ。72

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