電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「エグザイルス(放浪者たち)~すべての旅は自分へとつながっている」

ロバート ハリス 。誰にも束縛される事なく、自分の好きな道を歩く著者の半世紀。横浜での少年時代から、ヒッピー文化、オーストラリア時代、バリ島時代などなど。「深夜特急」で小田実「何でも見てやろう」の話が出て来たが、著者も同じ本を読んでナホトカからシベリア横断鉄道で旅に出る。なんとも単純で感化されやすい。別の本にもなっている人生の100のリストというのも、直情的な感じ(自分に当てはめると1000冊の本、5000本の映画はクリア、オーロラは飛行機からなら見た事あるが…)。実は人生の目的を深く考えているとも思えない。'60年代のヒッピー文化の流れが分かるのは面白いが今の若者に通じるのか心配(例えば、エイジ・オブ・アクエリアスとか)。

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