電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「神様はバリにいる」

李闘士男監督、森ハヤシ脚本、クロイワ・ショウ原案「出稼げば大富豪」。婚活の会社が失敗し、借金を抱え死に場所を求めてバリ島へやってきた祥子(尾野真千子)は、自殺場所でリュウ(玉木宏)と出会い、リュウが慕う富豪のアニキ(堤真一)から人生哲学を学ぼうとするが…。自己啓発本にありがちな内容、基本的にはいい事を言っているんだけど、成功者の方法論を一般化している間違い感は残る。演出は映画としてはイマイチで面白くない。エピソードも平凡。「出稼げば大富豪」ってハウツー本、名前も知らなかったけど有名なのかな。「萌の朱雀」、「殯の森」、「そして父になる」(id:zom-1:20130929#p1)というキャリアの尾野真千子も、こんな演出ではまるでいい所が出せないのが分かった。

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