電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「ナイロビの蜂」 上下

ジョン ル・カレ。ケニア駐在の英国人外交官ジャスティン・クエイルの妻テッサが、喉を掻き切られ全裸で発見された。事件の真相が明らかになるにつれて、アフリカを舞台にした医薬品供与の実態、多国籍企業の謀略が浮かびあがる…。映画(id:zom-1:20060513#p1)を観てから読んだ。展開も内容もほぼ同じだが、映画の方が二人の関係が上手く表現出来ているように思う。冗長な表現が読みにくい。「パナマの仕立屋」も結構疲れたので、ル・カレの文体はそもそも相性が合わないのかも。

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