電子竹林:Blog

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「ドリームガールズ」- Dreamgirls -

ビル・コンドン監督脚本。1962年デトロイ、オーディションに出演するエフィー(ジェニファー・ハドソン)、ローレル(アニカ・ニノ・ローズ)、ディーナ(ビヨンセ・ノウルズ)のコーラストリオ。彼女たちに目を付けたカーティス(ジェイミー・フォックス)はデトロイトで抜群の人気を誇るジミー・アーリー(エディ・マーフィー)のバックコーラスに三人を推薦する…。トニー賞6部門受賞、The Supremes(スプリームス)をモデルとしたブロードウェイミュージカルの映画化。「シカゴ」の脚本のビル・コンドンが監督脚本を担当、エンターテイメントとして「シカゴ」(id:zom-1:20030620)よりずっと面白いし音楽的にもいい。宣伝とかなり印象が違うが、ビヨンセはほとんど脇役。圧倒的なのはアメリカン・アイドル3rdシーズンでデビューしたジェニファー・ハドソン。彼女のパワーは圧倒的破壊的、完全に彼女の映画と言っていい。出番が少なくなる後半はちょっとパワー不足かも。モータウン全盛期やThe Supremesはリアルタイムでは聞いてないしダイアナ・ロスもディスコ調になってからだけど、ソウルはなんか深い所で共感してしまう。ちなみにThe Supremesで一番好きなのは"You Can’t Hurry Love"かな。(memo:ダイアナ・ロスの"Upside down" が1980年、舞台版の初演が1981年)

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