ポール・クルーグマン。反ブッシュ政権の経済学者による「ニューヨーク・タイムズ」連載記事の単行本化。タイトルの印象よりはずっと高尚で冷静な書き方だけど内容は辛辣。貧困層を切り捨て富裕層をより豊かにするため政策、大企業や高所得者を対象とした減税、見事にはまった株式バブル、エンロン、ワールドコムなどのスキャンダル、911の政治利用、付焼き刃的な問題回避など。ブッシュ政権に対するマスコミにも批判的なのが面白い。
ポール・クルーグマン。反ブッシュ政権の経済学者による「ニューヨーク・タイムズ」連載記事の単行本化。タイトルの印象よりはずっと高尚で冷静な書き方だけど内容は辛辣。貧困層を切り捨て富裕層をより豊かにするため政策、大企業や高所得者を対象とした減税、見事にはまった株式バブル、エンロン、ワールドコムなどのスキャンダル、911の政治利用、付焼き刃的な問題回避など。ブッシュ政権に対するマスコミにも批判的なのが面白い。